
2026/08/09
デザインのルーツ
こんにちは。長岡で平屋を建てるならスタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
1970年頃までアメリカのカリフォルニアを中心に数多く建てられた平屋の建売住宅にアイクラー・ホーム(Eichler Homes )があります。ジョセフ・アイクラーがプロデュースしたその住宅は、ミッドセンチュリーモダン(Mid-century modern)を取り入れたデザイン性の高さから非常に人気がありました。
大きく張り出した軒のある平屋。柱と梁で構成された開放的な室内空間に加えて前面にはガラス張りが多用され、家の中と外の自然との境界があいまいで、つながっているように感じられることが特徴です。また、外壁はアースカラーが採用され、自然との調和を大切にするなど、一貫したアイクラーの哲学に基づいて設計されています。
アイクラー・ホームにはアイクラーの他にも複数人の設計者やデザイナーが関わっています。その中の一人に広島をルーツに持つキンジ・イマダという日系アメリカ人がいます。イマダらの事務所は、1950年〜1974年の間に5,000棟にものぼるアイクラー・ホームの設計を手掛けたそうです。アイクラーとイマダは、「モダン建築は民族を超えて多くの人に手頃な価格で提供できる」という信念と情熱をもって仕事に臨んでいました。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズの実家はアイクラー・ホームで、そのシンプルで洗練されたデザインが後のApple製品に影響を与えたとされていますが、実際はアイクラー・ホームの競合他社(俗称ライクラー)が建てた住宅だったそうです。2013年の映画「スティーブ・ジョブズ」をご覧になった方は記憶にあると思いますが、仲間を集めて最初の製品を作り上げたガレージの場面。大きな敷地に平屋の建物がチラリと映ります。そして、もう一人のスティーブと呼ばれるスティーブ・ウォズニアックは本当に本物のアイクラー・ホームで育ったということです。
気になった方は、「アイクラー・ホーム」で検索してみてください。
私たち「スタンドバイホーム」のデザインは、このアイクラー・ホームへの深いリスペクトを込めつつ、日本の気候や風土に心地よく馴染むよう、独自のアレンジや工夫を施しています。
おわり